資産運用
2019/07/01

資産運用をコンサルタント等に依頼するメリット・デメリット

(写真=fizkes/Shutterstock.com)
(写真=fizkes/Shutterstock.com)
資産運用を始めたいけれど「知識がなく始められない」「じっくり考えている時間がない」「できるだけリスクは取りたくない」などという場合には、コンサルタントや専門家に資産運用を依頼できるサービスを活用するのもいいでしょう。

資産運用を一任できるサービスの一例

専門家に資産運用を依頼する方法の一つに、証券会社や銀行などの金融機関と「投資一任契約」を結び、資産運用の依頼や相談ができるサービスを利用するというのがあります。いわゆる「ラップ口座」を開設して運用について方針の意向を伝え、その内容に基づき運用を代わりに行ってもらえばいいのです。

ラップ口座は、依頼者の資産運用の経験やリスクに対する考え方をふまえて、そのニーズに沿ったポートフォリオを作成し資産を運用・管理していきます。

よりリスクを抑え安定的なリターンを目指す運用や、複数のインデックスファンドを組み合わせた運用、ヘッジファンドやオルタナティブ投資などを組み入れ、より高い収益を目指す運用や依頼者の意向に応じた運用を行っていきます。

一定期間の運用の結果は報告書で確認できます。ウェブや紙面で確認できるほか、対面で説明を受けられるサービスを提供している金融機関もあります。

また、資産配分の比率に一定の変動があった場合にはリバランスも行ってくれます。さらに資産の評価額があらかじめ設定をした水準に達した場合には、利益確定(プロフィットロック)・損失確定(ロスカット)を自動的に行う機能を利用することも可能です。

なお、最低の投資額は300万円以上、500万円以上といった金額の他、比較的少額から始められるサービスもあります。

またラップ口座とは別にネット上で運用商品の選択やポートフォリオの作成・売買をロボットに一任する「ロボアドバイザー」を利用する方法もあります。

いくつかの質問に答えるだけでポートフォリオの提案などのアドバイスを受けることができ、利用者が了承した内容に基づき運用・リバランスなどを自動で行ってもらえます。投資額も1,000円、10,000円といった少額から始めることができ、毎月一定額を自動積立する機能も備わっています。

ロボアドバイザーは、運用・リバランスまでを任せる「一任型」のほかに、運用商品やポートフォリオなどの提案のみを受ける「助言型・アドバイス型」の2種類があり、提案内容を見てご自身で運用をするといった活用もできます。

自身で運用を行う場合との違いやメリットについて

ラップ口座のサービスを利用するメリットは、なんといっても資産運用に時間と手間をかけずに済む点です。運用先の選択に頭を悩ますこともありませんし、ご自身でリバランスや利益確定などの作業を行う必要もありません。

また、利用できる金融機関も増加傾向にあるため、自身に合った提案・運用商品を複数のサービスから選択できるメリットもあります。

ただし運用を一任できるぶん、そのためのコストが別途かかります。投資信託の信託報酬のほかに、ご自身で運用する時にはかからなかった投資顧問報酬、取引費用、監査費用などが発生しますので、利用する際はサービス内容のほかにコストも確認しておく必要があるでしょう。

あくまでも資産運用は自己責任で

売買やリバランスを一任できるとはいえ、ラップ口座やロボアドバイザーを利用する場合にも、ご自身で運用先を選択する場合と同様に運用の成果については自己責任です。

コストをかけて運用を一任するか、手間と時間をかけてご自身で運用するか、もしくは両方を併用してそれぞれのメリット・注意点を確認しても良いかもしれません。

執筆:株式会社ZUU

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